高山、乗鞍岳
2018年7月21日~22日

6年ほど前までは定期的に奥飛騨へ四季を通じて旅行をしていた。
しかし、家庭の事情から行くことが困難になり、遠ざかってしまった。
その頃は新平湯の「鄙の宿 松乃井」が気に入っていて、時々そこに宿泊していた。
今回はちょっとした夫婦の会話から「もう一度行ってみよう」と言うことになった。
のんびり旅行するには電車の旅が良いと思い、「ワイドビューひだ」を予定していた。
しかし、7月7日、8日の大雨により高山線が不通になり、部分的には開通したが、
ワイドビューひだは開通の見通しは立っていない。
やむを得ず今回は車で出かけることにした。
一日目は高山の観光地を2、3ヵ所回って早めに宿に入ることにして、
二日目は乗鞍岳に出来るだけ登り、出来れば高山の鳥を見たいと思った。
乗鞍岳では期待した鳥が少なく、繁殖時期が終わったためのようだった。
鳥を見るためには5月末が良さそうだ。
両日ともに天候に恵まれたが、ここのところ異常な高温で、高山は暑かった。

サービスエリアひるがの高原
最初の休憩はここで。
大日岳
天気が良く大日岳が良く見える。
からくりミュージアム
高山祭の屋台からくりを修理した、からくり
人形師玉屋庄兵衛作のからくり人形の
実演を見ることができる。
沢山の観客がいるかと思ったが、私達だけ
貸切り状態で見ることができた。
弁慶と牛若丸
日本で唯一、棒からくりを見ることが
できる。
角兵衛獅子
角兵衛獅子が空中ブランコを渡って行く。
どうしてこんなことができるのか不思議??
大黒様の獅子舞
操るのが難しい糸からくりで、、一瞬で
切り替わる。28本の糸で操っているらしい。
恵比寿様
文字書きからくりで目の前で「寿」と
書いた。
茶運び人形
お茶を乗せると目の前まで持って来て、
お茶を飲んだ後、茶碗を乗せると戻って
行く。。
獅子頭コレクション
300点。国の重要文化財。
櫻山八幡宮
秋の高山祭は櫻山八幡宮の祭礼。
櫻山八幡宮の境内には屋台会館がある。
高山祭屋台会館
屋台会館には秋の高山祭に曳きだされる
実物の屋台が展示されている。
神輿
明治26年に再建された大神輿は2トンも
あり今では担ぎ手が揃わない。
神楽台
屋台行列の先頭に立ち、祭囃子を流し
ながら曳かれる。
行守台
最古の屋台の一つ。この地を開いた行者
の徳を慕い、祭神として、役の行者が
飾られている。。
大八台
最初の三輪の屋台。御所車の直径は
1.56mもある。。
金鳳台
文政年間の屋台の形を受け継ぎ、高山の
屋台の基本形ををなしている。
高山祭屋台会館
2階からは展示されている屋台を見下ろす
ことが出来る。
桜山日光館
大正時代に当代の左甚五郎と言われた
谷川喜十郎等によって、15年かけて制作
された実物の10分の1の精密模型。
日光陽明門
その絢爛さは目を見張る。
唐門 眠り猫
これは実物大で作られている。
飛騨国分寺
山門からお参り。
本堂
重要文化財 
室町中期以前の建物を言われる。
三重の塔
文政4年現在の三重の塔が完成した。
鄙の宿 松乃井
今夜の宿。
周りには何もないが静かがとりえの宿。
ロビー
古民家を移築して雰囲気が良い。
鶏芸土の鈴
県重要文化財
夕食
飛騨牛のサーロインステーキ120gが
最初の目玉。
飛騨牛の炙り寿司
飛騨牛のしぐれ煮も美味。
岩魚の塩焼き
飛騨牛のローストビーフ
それに酢の物。
山菜釜飯
その場で炊けるのを待つ。
デザート
ライチのゼリー
朝食
飛騨牛入り朴葉味噌が絶品。
畳平
ほおのき平から45分。
鶴が池
もう残雪はない。
コマクサ
登山道の脇にいっぱい見られる。
コマクサ
こんな群落が各所にある。
コマクサ
コマクサの多さには驚いた。
イワツメクサ イワギキョウ ミヤマアキノキリンソウ
ウサギギク ヨツバシオガマ ミヤマダイコンソウ
ハイマツの海
各所で枯れ枝が目立つ。
不消ヶ池
この雪渓は遅くまで残るらしい。
雪渓の周りのブルーが美しい。
不消ヶ池
後方は不動岳
剣ヶ峰
剣ヶ峰が見えたところで引き返した。
畳平
振り返して畳平へ下って行く。
畳平
ほおのき平へ。夏の雲がニョキニョキと。