春日大社、薬師寺「食堂」
2017年9月23日

薬師寺「食堂」特別公開と春日大社御本殿特別参拝がメインの日帰りバス旅行の新聞広告が魅力的
だったので、早速参加することにした。
薬師寺食堂(じきどう)は僧侶が斎食するための建物で、本年5月に落慶し、現在特別公開されている。
春日大社は20年に一度の「式年造替」で、140年ぶりの特別参拝が今だけ出来るので、
これを逃す手はないと思った。。
天候は当初雨模様であったが、前日の予報から一変して傘マークは消えた。
実際曇り時々晴れの申し分ない天気だった。
日帰り旅行でスケジュールはタイトだったが、気楽なバス旅行を楽しんだ。

世界遺産 春日大社
最初は春日大社から。
二之鳥居
駐車場から表参道へ出るとすぐに二之鳥居。
表参道
灯籠が両側に並んでいる。
南門
ここからが特別参拝入口。
特別拝観の栞
ガイドがまとめて買って分けている。
外国人観光客が多い。
剣舞?
奉納されていた。
寄進灯籠
宇喜多秀家、直江兼続寄進。
有名人の寄進灯籠が多い。
寄進灯籠
徳川綱吉、藤堂高虎寄進。
灯籠は全て寄進されたもの。
国宝御本殿
この奥に御本殿がある。そこで正式参拝。
灯籠疑似体験
灯籠に灯りが入った時を模擬体験する。
一年に二回蝋燭が入ることがある。
実は2009年に実物を見たことがある。
2009年8月15日 中元万灯籠
こちらが本物の灯籠に灯が入ったところ。
2009年8月15日 中元万灯籠
南門を行列して入る。
境内には3,000基に及ぶ灯籠がある。
2009年8月15日 中元万灯籠
釣り灯籠にも灯が入っている。
国宝御本殿
西側に回ると御本殿の屋根が見える。
内侍殿(移殿)
式年造替の際には神様をここにお移しする。
七五三祝い
日柄が良いようでお参りが多い。
お宮参り
しっかりしたお姉さんのようだが。
「落とさないか」ちょっと心配。
神仙境
昼食はここ。
春日大社の中には食事処は少ない。
昼食
昼食は極めて普通の定食。
三条小鍛冶宗隆
神仙境は元々、刀鍛冶で、今も包丁を
中心にその技が受け継がれている。
多くの人が包丁を購入した模様。
奈良公園の鹿
奈良公園内には沢山の鹿がいる。
世界遺産 薬師寺
次の目的地に遅滞なく到着した。
山門阿像
仁王像は元来このような鮮やかな色彩。
山門吽像
一般には着色が消えて木肌になっている。
東塔
国宝東塔は、730年・奈良時代前期)に
建てられたといわれる、薬師寺唯一の
奈良時代の建物。
現在、解体修理工事中で大きな覆いの中。
完成は2020年頃と言われる。
西塔
1528年・室町時代後期に焼失し、昭和56年
に再建されたもの。
金堂
本尊の国宝薬師三尊像が安置されている。
中心の薬師如来坐像、左に日光菩薩、右に
月光菩薩。
昭和51年(1976年)につくられた。
大講堂
大講堂は正面41m、奥行20m、高さ約17m
あり伽藍最大の建造物。
大講堂の本尊は弥勒三尊像(重要文化財、
白鳳時代)、後堂には仏足石・仏足跡歌碑
(国宝、天平時代)が安置されている。
釈迦十大弟子が彫刻家中村晋也師により
奉納されている。
食堂(じきどう)
平成29年5月落慶。
僧侶が約300名一堂に会する規模がある。 
食堂(じきどう)
堂内には田渕俊夫画伯により「阿弥陀三尊
浄土図」を中心に50mにわたる壁画「仏教
伝来の道と薬師寺」が奉納されている。
礼門
玄奘三蔵院伽藍の入口。
玄奘塔
玄奘三蔵のご頂骨を真身舎利として奉安。
玄奘三蔵訳経像をお祀りしている。
大唐西域壁画殿
平山郁夫画伯筆「大唐西域壁画」が
納められている。
平山画伯が30年をかけて完成された。
東院堂
国宝。鎌倉時代の建物。
薬師寺休丘八幡宮
重要文化財。現在の社殿は1603年に
豊臣秀頼により再建されたもの。
柿の葉ずし ヤマト
最後に買い物。
お土産買い物
このツアー中、買い物はほとんどできな
かったのでここでそのエネルギーが
爆発した。
ツルボ
別名スルボ。
ハギ
秋の花が各所で咲いていた。
ヒガンバナ ムラサキシキブ ムラサキシキブ白実




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